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私が救出した少女の証言や、病院のパソコンをハッキングして入手したデータから、事件の全容が 次第に明らかになってきた。 犯人は、催眠療法の権威であるJ大医学部のカドイデ教授。 十中八九間違いない。 おそらく、記憶退行であの女の記憶を戻し、同時に暗示をかけて操り人形にしてしまっているのだろう。 「でも、所詮は違法捜査で手に入れた情報。 これでは令状は取れないわね」 警部さんが歯噛みする。 結局、私と警部さんとカズヒロさんの三人だけの捜査会議で出た方針は、 「カドイデ教授の周囲を徹底的に洗うしかないわ。 運よく尻尾を出すのを期待しましょう」 今ひとつ、決め手に欠ける方法だった。 |